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協和機械製作所の歴史

創業の頃(昭和14年~39年)

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<工作機械をかこむ人々 >
昭和14年
7月1日、札幌市菊水西町2丁目7番地に大阪造兵所発註の野砲用真管製造工場として発足。
照明弾用部品、高射砲弾用部品、航空機用発動機部品等を製作。

昭和20年

帝国製麻札幌工場の紡績機械の修理工事を行いつつ、石川島芝浦機械(株)と提携、ガーデントラクター及芝浦空冷発動機、芝浦消防ポンプ等の北海道代理店となる。これを機として附属農機具の設計製作、炭坑向ピックスチール、エアーバルブ、ウォーターバルブの製作に転換。

昭和25年
販売サービス部門としてエルム精機(株)を設立。製缶部門を増強し、鉱山、官公庁方面の機械製作に主力を注ぐ。
2月、北海道機械工業協同組合が設立され、監事に就任。
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<2トンテトラポット作業風景>
昭和26年
日本初のコンクリートブロック用鋼製型枠(テトラポット)設計製作に成功。テトラポット型枠製造の先駆者となり、用途別型枠を次々と生産。
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<テトラポット投入風景>
昭和27年
除雪装置の研究開発を開始。ブルドーザー、タイヤトーザー及モーターグレーダーの除雪装置を設計製作、改良を重ねる。またスノープラウの形状試作にも着手。

昭和30年

北海道林業指導所の依頼でロール合板用中芯整型機を製作、油谷重工(株)と技術提携して、パワーショベル他重車輌の整備にあたる。

昭和31年
モーターグレーダー用サイドウイング(機械式)の設計製作に成功。
4月、北海道総合鉄工協同組合設立、理事就任。
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<モーターグレーダー用Vプラウ>
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<ブルドーザー用Vプラウ>
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<ブルドーザー用サイドウイング>
昭和33年
NTK-20ブルドーザー用サイドウイング(機械式)を開発。
【その他開発・納入】
2トンブロック投入用全旋回レールクレーン→帯広土木現業所
昭和34年
日東鉄工(株)指定修理工場として、鉄柱、カッベ等の修理にあたる。

昭和35年

4トンクレーンを製作。長尺トタン用瓦葺製型機を開発。
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<ダンプトラック搭載用ピーター式ロータリー除雪装置>
昭和36年
数年前より開発を進めていたSコアー中芯製型機が完成。
モーターグレーダー用サイドウイングを開発。

昭和37年

モーターグレーダー用サイドウイング油圧式の成功後、油圧ポンプに改良を加える。
湿地ブルドーザーに除雪装置の取り付けに成功、官庁の好評を得る。
5月、札幌鉄工団地協同組合設立、理事就任。
 
 
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<試運転成功風景>
昭和39年
ダンプトラック搭載用ピーター式補助車輌付ロータリー除雪装置を製作、開発局へ納入。
事業の発展に伴い、発寒鉄工団地に工場移転計画に着手。
日本開発機(株)の指定サービス工場となる。
【その他開発・納入】
ダンプトラック路面整正除雪装置の試作に成功→開発局
セラミックブロックの自動煉瓦研磨装置を開発→北海道納材工業(株)
コンベアーシステムによる整備装置を設計→北海道計器工業(株)
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